Music Paper Again

またしても、五線紙の話題だ。

持ち運びするポケットノートとしてはMoleskineが大きさ的にも丈夫さ的にも良い感じと思っている。丈夫といっても、あまり開いたり閉じたりを繰り返しすぎると背表紙が割れてくるのだけど。Moleskineは五線紙のバージョンも出していて、前にも書いたと思うのだけど、9×14センチのノートだと縦ではなく、横で五線紙だったら完璧だったのにと、そこだけが残念だった。Moleskineではそういう横タイプのものも出ているので、なおさらだ。

Moleskineにはポケットサイズだけではなく、ラージサイズという一回り大きいものも用意されてるのだけど、横罫と方眼と無地しか無かったのだった。ラージサイズで五線が出ればかなり良いんじゃないかと思ってたのだけど、無いものは仕方がない。

ずっとそう思ってたのだけど、今でも日本のサイトではそうなってるのだけど、実は去年の年末に本国イタリアではラージサイズの五線が出ていたのだ。たまたま、お膝元ではもっと種類多いんじゃないかと思って覗いてみたらどんぴしゃだったのだ。

さて、あると分かったのは良いのだけど、どこで手に入れようかということなのだけど、Amazonで”Moleskine”で検索しても出てこなかった。Googleで検索したとき、最初に出てきたのはジュンク堂だったのだけど、洋書扱いでちょっと値段が高かった。どうしようかなと思ってしばし放置して、そういえばと思ってAmazonで”Music Notebook – Large”と、ずばり検索してみたら、あれ?あるじゃない。Amazonはなんかそういうの多い気がする。ちなみにやっぱりMoleskineでは出てこないのだった。

Amazonは洋書扱いでも値引きがあるので早速注文してみた。

さて、手元に届いてみての印象はというと、まずびっくりしたのは両面ではなかったということ。たしかにノートのアイコンでは片一方にしか五線書いてなかったので、その通りなんだけど。開いて右側が五線になっていてその裏は白紙になっている。

次にびっくりしたのは段数が奇数だったこと。11段でした。今までに奇数段数の五線紙は無かった気がするんだけど。

これぐらいの大きさなら縦型でも五線の横幅はそうそう狭いという感じはしない。丈夫そうなのもMoleskineのウリなんだけど、良い感じ。値段はちょっと高いかなと思わなくはないが、五線紙はどれもそんなには安くないので、まあこんなものかもという感じでしょうか。

ともあれ、五線紙の選択肢が増えたのは嬉しい。