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Repairing iPod touch 1st Generation Headphone Jack

以前使っていた第一世代のiPod touchは今は相方が使用しているのだけど、とうとうヘッドフォンジャックの調子が悪くなってきた。物理的な挙動による消耗材といえば、あとはボタンぐらいなのだけど、左側のチャンネルが聞こえたり聞こえなかったり、安定して聞こえなくなってきたのだ。とりあえずダメ元で接点復活材なども試してみたのだけど効果はなかった。

色々調べてみたら、iPod touchをアップルで修理してもらうと結構かかるようだ。もうすでに保証期間も切れているし、Apple Careなどにも入っていない。正確な数字かどうか分からないのだけど、これって新しいの買えるんじゃないって値段が出ていた。

わたしは物持ちがいいほうで、修理して使えるなら使いたいと思うんだけど、それにしても、な、値段だ。他になにか手段はないかと、ネットでいろいろと情報を収集していると、どうやら、コネクタ部は別パーツになっていて、今でも取り寄せで買うことが出来るらしい。

iPod touchは(iPhoneもだけど)ケースを開けるのが面倒というのがもっぱらの評判なので、躊躇するところなんだけど、開け方に関する情報が載っているサイトもいくつかあることだし、挑戦してみるかと思い始めていたときに、そのヘッドフォンジャックのパーツを見ていてふと気がついたことがあった。いろいろな内部の写真からはんだんすると、どうやらそのパーツはコネクタなどでつながっているのではなく、半田付けされてるようなのだ。

なんだか一気に難易度が上がったような予感もしたのだけど、まあなんとかなるでしょ、という楽観が半分、ダメそうだったらそのままふたを閉じようという打算が半分で、とりあえず乗ることにした。

※お約束
もちろんのことだけど、以下の方法を参考に試してみて失敗したとしても責任はとれません。結論から言うと、むしろ、労力を考えると素直に修理に出した方が良いと思います。

ヘッドフォンジャックとiPodのケースを開く用のツールを注文して、1週間足らずで届いた。細かいパーツなどはどうしても、海外頼りになる。最近はネットで注文できるので、あまり注文する先がどこだというのは意識しなくはなってきたのだけど。

必要なものがそろったところで、とにかくケースを開く必要がある。方法についてはifixitを参考にした。

ifixitのページでは軽く4ステップで開いているのだけど、わたしがやるとそうは簡単にはいかなかった。

そもそもツールをどちら向きに使うのかがよく分からない。どれぐらい力を入れたらいいものなのかも。あれやこれやと試行錯誤してるうちにツールの先端がぼろぼろになってしまった。元々ケースの方に傷をつけないように柔らかくできているんだけども。開けるのになれていない方(ほとんどの人がそうだと思うのだけど)は2セット以上用意した方が良いかもしれない。アップルではどんな治具を使ってるんだろう。気になる。

1時間ばかり悪戦苦闘した結果、何とか開けることが出来た。どうやら力の入れ方というより、力の入れる方向なんかにこつがあるらしい。それが分かったところで次開けようという気にはあまりなれないのだけど。

ここで半田クラックが原因だと再加熱だけで何とかなるんじゃないかと淡い期待を抱いて、コテを該当の部分にあててみるのだけど、テスターで調べてみたところ状況は改善せず。当初の予定通り交換することにした。

目的のヘッドフォンジャックはメインボードのしたにあるのでメインボードを外さないとアクセスできない。メインボードはバッテリを外さないとアクセスできない。つまり今見えているものをおおよそばらさない限りヘッドフォンジャックを交換できないってことになる。

メインボードを外さないといけないのは事前に分かっていたのだけど、ケーブルの長さの関係でバッテリも外さないといけないというのは誤算だった。しかも、バッテリは接着剤付けなのだ・・・。

なんとかバッテリも外し終える。バッテリの下にリボンケーブルが走っていたりという罠もあったがなんとか無事外し終えた。そのかわりバッテリがしわしわになったのだけど・・・。

ヘッドフォンジャックのリボンケーブルの半田付け部分は半田吸い取り器を使うような量ではないので、端からピンセットで持ち上げつつ剝がしていく。この作業はそんなに難しくない。ジャックのパーツを新しいのに換えて、あとはケーブルの半田付けだけっていうところまで組み戻しておく。半田部分はその状態でも見える。

メインボードの端子とケーブルの端子のそれぞれに薄く半田を乗せて上からコテでプレスして止めようという作戦なのだけど、一回目は半田が多すぎて隣のチャンネルまで押されたときにつながってしまった。慌てて一度全部外して半田吸い取り器で吸い取る。こういうときはクリーム半田の方が良いのかもしれないが、持っていないので普通の半田だ。

再度薄くしてチャレンジ。今度は見た目は良い感じ。しかしテスターで調べてみたところ、とある2チャンネルが接触しているらしいことが分かる。ブリッジでも出来ているのかと思ったのだけど、よくよく考えると、リボンケーブルが来る場所のガイドがないので、ずれたら隣まで接触してしまうのだ。これは意外と面倒くさい。

結局のところトライ&エラーしかないので何度か試してみて何とか他のチャンネルに接触せず止めることが出来た。その状態で起動してみて実際に音を聞いてみてもちゃんと交換できてるようだ。そういえばばらした状態だとスリープボタンがメインボードとは別側のケースにいっちゃうので試し起動に苦労した。

ここまで来るとあとは閉じるだけだ。ケースを閉じるのは開けるときとはうってかわって一瞬で終わる。ただバッテリーのしわの影響か微妙に隙間が見える部分が出てしまったのだけど。ケースを閉じた状態で起動を確認、ヘッドフォンジャックも問題ない事を確認して作業終了。一通りで2時間強ぐらいでした。

ちなみにケースを開く用のツールの先端はこのとおり。もう使い物にならないですね・・・。